ULT LASER

レーザークリーニング・ウルトレーザー

レーザークリーニングは、高出力のレーザー光を、
対象物となる母材表面に照射し、
付着物(錆・油膜・塗装等)を蒸発及び衝撃圧を利用して、
剥離、除去する洗浄方法です

従来のブラスト工法のデメリット部分を全て解消した画期的な工法です。

1.粉塵の発生がほぼない

■ 化学薬品不使用=二次廃棄物無し
■ 研削材は使用しない。
■ 養生は最低限
■ 母材へのダメージがない
■ 健康被害を軽減

ドライ洗浄になるため、化学薬品は一切使用しません。
サンドやショットブラストのように粉塵が舞い上がることもないため、
過度な養生をする必要もありませんし、母材へのダメージも最小限で済みます。
環境保護にもつながります。

2.省人化=時短=生産効率向上

大幅な作業時間の短縮と労力の軽減

・職人不要(属人性→非属人性)
・時短による作業効率アップ=生産性向上

次の動画は、ウルトレーザーと電動工具(サンダー)での、塗装のケレンのスピードの比較です。レーザーでは、電動工具に比べて圧倒的に短時間で広い面積を、簡単にケレンすることが可能です。

3.維持コストが楽で安価

・チラーの水の入替作業と使用後のレンズクリーニングのみ
・コストは保護レンズ交換費用のみ(1万円/枚)

さまざまな業界でのご利用を提案します。

■ 建設・鉄鋼 錆落とし(屋根・壁面・鋼材)、溶接焼けの除去
■ 船舶 船体の錆・付着物の除去、油膜除去(本体・甲板部分・機械部分)
■ 塗装 塗装部分の下地処理作業全般、汚れの除去全般
■ 重工業(精密機械等)精密機器の黒皮除去、錆除去、タービンブレードの酸化物の除去
■ 飲食 厨房の床の油汚れの除去等
■ 金型 モールドの錆除去、ガス焼け及び付着物の除去
■ 鉄道 鉄粉、溶接部の錆、塗膜の除去
■  エンジン部の汚損除去、錆、塗膜の除去

施工例

■ 橋梁の支承

■ ガードレール

■ 塗装のケレン

高機能超音波塗膜剥離装置・ソノスプリッターと ウルトレーザーを組み合わせて使用することで、 ケレン作業を短時間で完了することができます。


パルスレーザーとCWレーザー

レーザーは光増幅器と光共振器によって構成され、レーザー出力は光共振器内で光が発振することによって得られます。
レーザーの発振動作は大きく分けて連続波発振動作(Continuous Wave Operation:CW Operation) とパルス発振動作(Pulsed Operation) の2つがあり、それぞれCW レーザーパルスレーザーと呼ばれています。
CWレーザーは一定の出力を連続して発振し、パルスレーザーはパルス状の出力を一定の繰り返し周波数で発振します。

■ CWレーザー

膜圧の薄い汚れを一気に広範囲を仕上げたい場合。
推奨対象:母材(金属・コンクリート)
※熱影響を与えやすいがその分除去スピードが速く、パワーも強い為、強固な汚れ落としには最適。

ULT LASER-cw2000

焦点距離が800mmと長いため、離れた位置から照射可能

■ パルスレーザー

範囲は狭いが母材に熱影響を与えにくく、より細かくきれいに仕上げたい場合。
推奨対象:母材(アルミ)
※基本熱影響が少ないので幅広い用途で使用可能。仕上げ重視の場合に最適。

ULT LASER-PULSE 300


copyright 2025 SANOUTEC