舗装の亀甲状のひび割れ補修に

アスファルト舗装の亀甲状のひび割れに、
シート状の補修材をかぶせて転圧するだけで、
面での補修が簡単にできます。

特徴

  1. ガスバーナーや簡易ガスバーナー等による直接加熱方式。
    従来の溶解釜等による面倒な作業が一切不要。
  2. シート形状で補修箇所において加熱するだけ。特殊な技術が不要。
  3. クラック内部に浸透するので一般の防水シート方式により確実な防水が可能。
  4. 夏場のフラッシュ現象が無く、また切削作業時に支障がない。

主な使用用途

・クラック・目地のシール

・段差修正・振動解消

・オーバーレイ前のクラック処理

・防水層として

・簡易防草として

・ポットホール補修

・グレーチングの振動緩和

性状測定結果

測定結果試験方法
針入度 (25℃) 1/10mm37JIS K 2207
軟化点 ℃84.5JIS K 2207
P.14.1JIS K 2207
伸度 (15℃) cm2.5JIS K 2207
密度 (15℃) g/cm31.176JIS K 2207
フーラス脆化点 ℃-24JIS K 2207
引火点 ℃304JIS K 2265

施工手順

1 施工面を軽く清掃。施工面が濡れているときは完全に乾燥させる。

2 ピザカッターでアスファルトシートを必要な形に切る。

3 施工面においたアスファルトシートのふちに砂を撒く。
(砂が土手の働きをする)

4 アスファルトシートをバーナーで加熱しながら、液化したアスファルトシートの上に骨材を均等に散布。
(骨材は一般の7号砕石や砂を使用。粒度の大きい方から散布し、砂は隙間を埋めるように仕上げに使用する。)

5 再度表面を加熱して、アスファルトシートと骨材を一体化させる。
6 自然冷却後、余分な骨材を掃き取って完了。擦り付け部はタンパーで転圧してつぶす。
(施工後の自然転圧でも徐々に路面になじむ)