
舗装の亀甲状のひび割れ補修に
アスファルト舗装の亀甲状のひび割れに、
シート状の補修材をかぶせて転圧するだけで、
面での補修が簡単にできます。
特徴
- ガスバーナーや簡易ガスバーナー等による直接加熱方式。
従来の溶解釜等による面倒な作業が一切不要。 - シート形状で補修箇所において加熱するだけ。特殊な技術が不要。
- クラック内部に浸透するので一般の防水シート方式により確実な防水が可能。
- 夏場のフラッシュ現象が無く、また切削作業時に支障がない。
主な使用用途
・クラック・目地のシール
・段差修正・振動解消
・オーバーレイ前のクラック処理
・防水層として
・簡易防草として
・ポットホール補修
・グレーチングの振動緩和
他
性状測定結果
測定結果 | 試験方法 | |
針入度 (25℃) 1/10mm | 37 | JIS K 2207 |
軟化点 ℃ | 84.5 | JIS K 2207 |
P.1 | 4.1 | JIS K 2207 |
伸度 (15℃) cm | 2.5 | JIS K 2207 |
密度 (15℃) g/cm3 | 1.176 | JIS K 2207 |
フーラス脆化点 ℃ | -24 | JIS K 2207 |
引火点 ℃ | 304 | JIS K 2265 |
施工手順
1 施工面を軽く清掃。施工面が濡れているときは完全に乾燥させる。
2 ピザカッターでアスファルトシートを必要な形に切る。
3 施工面においたアスファルトシートのふちに砂を撒く。
(砂が土手の働きをする)
4 アスファルトシートをバーナーで加熱しながら、液化したアスファルトシートの上に骨材を均等に散布。
(骨材は一般の7号砕石や砂を使用。粒度の大きい方から散布し、砂は隙間を埋めるように仕上げに使用する。)
5 再度表面を加熱して、アスファルトシートと骨材を一体化させる。
6 自然冷却後、余分な骨材を掃き取って完了。擦り付け部はタンパーで転圧してつぶす。
(施工後の自然転圧でも徐々に路面になじむ)